台湾:T25―08 2025年8月公信

夏休み大作戦後半戦

 七月から始まった夏休み大作戦は、八月も継続されました。台中校の夏休みは(年度替わりの出入りの関係で春休みが長いため)日本の一般的な学校に比べると短めですが、学校がない間のおうちの方の悩みは日本と同じなので、少しでもそういったご家庭の負担軽減の助けになったことを願っています。

 八月に入ってからは、教会にかかわりがある方々にもお手伝いいただいて、七月から継続していたウクレレクラスに加え、リトミック体験教室、そしてミュージカル体験教室など、音楽関係の体験教室も開催することができました。特に苦情もなく、音楽関係のものを終えることができたことは感謝でした。今年は『サウンド・オブ・ミュージック』が封切られて60年という節目の年だったようですが、ミュージカル体験教室ではその映画からの曲目(エーデルワイスやドレミの歌)も、教えてもらいました。

 夏休み大作戦が終わった次の日曜日(8/17)には、午後のこどもれいはいの時間を利用して、子供スペシャルを開催しました。その中で、ミュージカル体験教室で練習した曲、またウクレレクラスで練習してきた曲を、保護者の方も加わりつつ、発表する時間も取りました。普段はこどもれいはいに参加しないお友達や家族の方も参加することになり、良い機会になりました。

洗礼式の後での集合写真

 ウクレレで参加された保護者の方は、最初は付き添いで来られてましたが、見ているうちにご自分でも触ってみたくなったようで、貸し出しの楽器を持ち帰られて真面目に練習され、本番にも出演することが許されました(夏休み大作戦の間の練習だけ出ることは可能だけど本番に出れないというケースもありましたが、その反対のケースがあって本当に良かったです)。また、そのような例を通して、大人の方でもウクレレに興味を持つ方がいることが視覚化されたので、以前教会で行っていたウクレレ部の働きにもつながっていけばと願います。(また、ウクレレは小さな子供だと手が小さくて弾きづらいという面も視覚化されたことは反省点でもあるといえます。)クリスマスなどの今後のイベントにつながり、ひいては信仰につながっていくならば理想的といえます。

 8月17日は平瀬師のころから教会とかかわりを持たれていた女性の方が受洗の恵みにあずかられ、感謝と記念の一日にもなりました。諸般の事情ですぐに本帰国されることになりましたが、日本で続いていく信仰生活のためにお祈りに覚えていただけますと幸いです。また、台中教会の様々な活動を通して、さらに信仰に導かれる方が興されますように引き続きお祈り下さい。

お祈りの課題

①  クリスマスに向けての準備が祝されるように。

②  にほんごカフェなどの活動が祝され、そこから教会につながる魂が与えられるように。

③  台湾の内外での政治的安定のために。