【宣教車の手続き】
新しく購入した宣教車のために、学校区域の通行許可証取得、車両任意保険取得、運輸局での名義変更、を終えることができ宣教車を通常使用し始めました。
車両名義変更では、現地牧師ジョージ先生に陸運局に同伴して頂き、手続きを手伝って頂きました。陸運局に朝早く到着し、局員に検査と必要書類の不足を指摘され、警察証明書(車両が犯罪に無関与である証明)、車検の結果(成績書)、排ガス検査など各検査と証明書を取得しに隣町まで行きました。ブローカー(仲介人)の助けを頂きながら、午前中にはすべての手続きを滞りなく済ませすべての必要書類を揃えることができ、再び陸運局に戻り、提出することができました。午後には、名義変更された自動車登録証を取得することができました。最後まで、手続き交渉に携わって下さったジョージ先生には大変お世話になりました。任意保険についてですが、ほとんどの保険会社では10年以上の中古車に任意保険がかけられないということに、購入してから気づきました。しかしながら、ネットで乗合保険代理店を見つけ、相談したところ、4つの保険会社を見つけてくださり、無事一つの会社と代理店を通して契約を結ぶことができました。
さて、新宣教車で走行している内に加速に違和感を覚え、前宣教車を修理して下さった整備士の方に新宣教車の総合点検をお願いし、もって行って頂きました。診断機(スキャナー)を使って、車の状態を確認したところ、ERGシステム(排気ガス再循環装置)に異常が発見されました。これが加速似違和感を覚えた原因だったようで、クリーニングをすることになりました。3日後には
総点検を済ませ、帰って来ました。
【前宣教車の修理】
新宣教車が通常使用できるようになり、前宣教車(三菱モンテーロ)を本格的に修理することにしました。整備士の方はアレックスさんといい、以前に報告しましたが、アンティポロに住んでおられ、バプテスト教会の執事をされている松本さんに紹介して頂きました。アレックスさんは、フィリピンで三菱の整備士として29年間働き、定年前(6年前)に独立し小さな整備工場をタイタイ市内で始めました。最終キャリアとしては三菱の技術サービスおよび品質保証のチームリーダーを努め、日本(岡崎市)に行って、訓練を受けたこともありました。アレックスさんは故障箇所と走行中の不具合・違和感の関係性を分かりやすく説明し、確認しながら、運転して下さいました。これまで、宣教車を修理に出したことはありますが、試運転をして、車両の状態を診る整備士に会ったことはありませんでしたので、とても感動しました。ディーラーでは発見されなかった故障箇所も発見され、部品を取り換えることになりました。修理後、とても快適になり、揺れも少なくなり、まだまだ走行可能な車になっていました。恭子も運転し、トヨタ(新宣教車)売ろうか、といわしめるほどに回復しました。これで、心置きなく、次の方に譲れます。
この前宣教車を引き受けてくれる方が起こされますようにお祈り下さい。現在、この宣教車に関心がある宣教師がいますが、まだ検討中の段階です。
今回のことで、神様が必要な助け手(名義変更を手伝って下さったジョージ先生、整備士アレックスさん、紹介して下さった松本さん)を必要なときに送って下さったと恭子と話しています。

旧宣教車修理 
マンゴ倒木
【台風と第2学期開始】
ロサリス・ウェスレアン聖書大学の第2学期が、11月第2週から始まりました。本来なら、月曜日に学生たちが学校に到着する予定となっていましたが、ルソン島、とりわけ、北部は大きな台風に見舞われたため到着日を3日遅らせる必要が生じました。今回の台風によって、ロサリス校にある宣教師館の裏庭にある大きなマンゴの木の大枝が裂け、そのまま宣教師館側に倒れました。幸い宣教師館自体に大きな被害はありませんでしたが、雨樋の一部と、庭にあった洗濯物干し場の鉄柱と針金が破損され、洗濯物が干せない状態となりました。学生たちは無事に到着し第2学期が開始されました。常喜も到着し、3年生(15名)と共に「預言書」のクラスを教え始めています。
【祈祷課題】
1. クリスマス休暇中の学生たちが誘惑や過ちから守られ、霊肉共に支えられ新年に帰校することができるように。
2. 子どもたちが学校生活(学びと言語)に順応し、救いへと導かれるように。
3. 家族が事故・事件・怪我・過ち・災害・病気・疫病などから守られますように。
