コーラス・ワークショップ第一回
11月は、教会で最初の「コーラス・ワークショップ」を開催しました。信徒の方を通して教会・牧師と関わりを持つようになられた、ある日本人音楽教師の方が、教会で是非ワークショップを、と提案をしてくださり、開催にこぎつけました。その方は音大を出ておられ、信仰はまだお持ちではありませんが、海外の教会での奏楽者としての経験もある方です。
一回目は30名程度の方が集われました。パッヘルベルの「カノン」にキリスト教的な歌詞をつけたもの、日本の歌などを、皆で練習しました。台中教会につながる台湾人の方は日本語に興味がある方もしくはおできになる方なので、日本語の歌も楽しく歌っていらっしゃるようでした。今回のワークショップについては、信徒の方々も頑張って友人知人に案内をしてくださり、信徒の方と音楽を通してつながっていた古い友人など、音楽が好きな方が初めて教会に集うきっかけにもなったようです。
これはきっかけとして、教会に足を踏み入れた方々が、礼拝などの教会の本来の活動に定着し、イエス様に結び付くようにお祈りください。

Markさん息子さん絵 
コーラス・ワークショップ
同時開催、絵画展
また、その日は、会堂をギャラリーとして用いて、台中教会の会員籍はないけれども、定期的に台中教会の礼拝に参加してくださっている兄弟のご子息の絵画展を教会で行いました。
その方のご子息は、知的なハンディキャップを抱えておられ、普段は作業所に通っておられますが、その作業所で絵を描かれています。以前にその方のご両親が礼拝に集われたとき、タブレットでお子さんが書かれた絵を見せてくださったことがありました。その時に見せていただいた絵の印象がとても強烈で、今回ワークショップと同時並行で絵画展を開催することを考えました。
ご両親に打診したところ快諾してくださり、20枚近い点数の原画を貸し出してくださいました。当日は、ワークショップに来られた多くの方がじっくりと絵に見入る様子も見られ、知的なハンディキャップを持ちつつも、そのような素晴らしい賜物を生かしつつ活動されている芸術家に触れる機会となり、幸いなひと時ではなかったかと思います。
このような機会を通しても、クリスチャンコミュニティの中での芸術活動を通して、教会につながっていくたましいが興されるようにと願います。
お祈りの課題
① 台湾の平和のために。
② クリスマスに向けての備えのために。
③ 寒い時期に入る中、花蓮の洪水被災者の生活が守られるように。
