お祈りに支えられて、4週間にかけて行われる「夏休み大作戦」が始まりました。当初は、夏休みで時間を持て余しているお子さんたちを日中の間預かって、おうちの方の負担を減らせれば、と、学童未満一時預かりに毛が生えたようなものを想定していましたが、ふたを開けてみれば、当初予定していたよりも反響が大きく、それなりにちゃんと段取りをして受け入れ態勢を整えないと簡単に崩壊することが予想されるほどで、うれしい悲鳴となりました。
夏休み中の日本人のお友達、また台湾人のお友達も、参加してくださっています。日本語が全くできないお友達も、北京語(中国語)が全くできないお友達も、それなりに仲良くしながらイベントが進んでおり、感謝です。(オフィスビルに入居しているため、特に階下からの苦情には気を付けなければならないところが神経を用いるところです。)
今回の夏休み大作戦は、文字通り、様々な体験教室が企画されています。これを執筆中の段階ですでに終わっているものだけでも、パン作り教室、日本風焼きそばつくり体験、革細工での、小銭入れや、小さなポーチづくり、画家の先生を迎えてのオイルパステル教室、おにぎらずつくり、バスボムづくり、バルーンアート、粘土細工などなど、盛りだくさんの内容になっています。いつものことながら、教会の方、またつながりがある方に講師役やサポートの奉仕で助けられながら継続しています。お祈りに感謝いたします。
まだまだ(これを執筆の段階で)折り返し地点ですが、牧師・奉仕者・参加者の霊肉ともに支えられ完走できるようにお祈りによってお支えいただけますなら幸いです。
今回の経験を、許されるならば、来年以降にも生かすことが出来ればと願います。今回の経験で(既に様々な反省点が浮き上がってきています)、ものづくり系の時には、定員を何人にするとか、材料をどのように準備しておくと混乱が少ないかや、ある講座で〇〇人参加が見込まれるのであれば、(特に言語の)サポート要員をどれくらい用意しなければならないか、など、手探りですが、経験を通して実際の数字の感覚をつかめているような気がします。
通常の教会活動においては、夏の間は台湾を出入りされる方が多いことから、その間の礼拝の出席者の大半が台湾人の方という事も珍しくありません。これらの方々は、日本語教会を意図的に選んで礼拝出席されていますので、礼拝の主要言語は日本語であることに変わりはありませんが、みなさんは日本語ネイティブではないので、特に説教等でのことばの難易度に配慮が必要と思われます。現状では、説教メモに総ルビをつけて配布していますが、さらにわかりやすいものになればと願っています。