公信255号(2025年11月)

テヌウェク側でのマラソンの為、お祈りを有難うございました。まずは2点、お詫びと訂正を致します。前号で「ハートインアクト」と申し上げましたが、Tシャツに書いてあったのは「ハートインモーション」でした。行動・実動に表れる心、という意味ではほぼ同じと言ってよいと思いますが、「使徒の働き」が英語では「アクト」と訳されていることや、その前後に聞いていたメッセージなどと混ざってしまったようです。大変失礼いたしました。

 また、フルマラソンではなく、今年は病院から近くのボメットの町の競技場までの片道7-8キロのコース1本だけでした。大変失礼いたしました。

後から聞いたところによると、昨年は初めての試みという事もあって色々試行錯誤したので、山の中からちゃんと42.195キロのフルマラソンコース、ハーフマラソンコース、5キロ、10キロ、2キロ、と色々そろえたのですが、運営という点で非常に大変だったそうです。また、フルマラソン優勝者の賞金に、集まったお金がだいぶ取られることにもなったという事でした。そういえば、資金集めの一つの方法として、豪華賞品が当たるかもしれないくじの販売、チャリティーディナー、などもあったので、その賞品等にも集められた物が使われたのではと思います。

今年は「競技」というよりもファンベース(楽しみ主体)の1本コースで、走る人あり、歩く人あり、一応8時スタートでしたが、それぞれの時間でスタートした人もいて、ゴールも午後5時くらいまで開いていたそうです。結果、CEOの海外分も合わせて、だと思いますが、今年は4百万シリング(換算率の変動がありますが、日本円で4百万円から5百万円相当)を純粋に医療費が必要な方々のための基金に回せたという事でした。

  一方、当初1300シリングだったTシャツが短期間で600シリングに値下げになり、若い人もだいぶ手が届くようになり、参加者促進にも繋がったようです。

 今年も「ようです」「そうです」の多い報告となってしまいました。昨年は「せめて見送り」「せめて写真」「せめて送迎」と思いつつも家から動けなかったので、今年は自分も標語通りに「動いて」参加を、と思っていたのですが、学生さんのスケジュールやらスタッフのことやらどうしてもの事が色々入ってしまい、こっちは仕事のマラソンかぁー、と苦笑しつつ、携帯電話のワッツアップ(ラインのようなもの)に、ピコーン、ポコーン、と、参加者の写真やら、「ボメットの帰路に車が必要ならもう一往復しますよ」等のメッセージやらが届くのを横目に見つつ、金曜日から土曜の午後遅くまでオフィスに缶詰めで外に出られなかったのは残念でした。少しでも貢献を、とギリギリTシャツは手に入れたのですが、結局袖を通すことはかないませんでした。

     主任代行のためにお祈りを頂いている事も感謝いたします。色々な場面でお祈りの課題と言われる度にこのことを申し上げ、祈っていただいた事も感謝いたします。ある小グループで、他の3人はクリスマスの準備についての課題を挙げておられましたが、自分はクリスマスについて言及しなかった、という反省がありました。他の方からも、「準備に追われて自分が恵みを失う事のないように」という意味の祈祷課題が挙げられていましたが、毎年主任代行を始めとする忙しさにかまけて、クリスマスの前に鎮まる、落ち着く、恵みをかみしめる、ということに足りなさを覚えています。あともう少し、12月半ばまで、特にお祈りいただけましたら幸いです。取り扱いの難しい案件についての小会議、スケジュールの作成などありましたが、それぞれ助けが与えられて今まで来ておりますことを感謝いたします。

     日本にいた時、クリスマスのプレゼントは、特別な日のメニューは、と考えていて、これってクリスチャンでない日本の人が「クリスマスのお祝い」に考えることと同じでは、と愕然としたことがあります。その年から、新年のみ言葉のように、今年のクリスマスのみ言葉を与えてください、と祈るようになりました。「それ神の言には能はぬ所なし(ルカ1:37)」が創世記の覚えやすい「エホバに豈為しがたき事あらんや」に変換されてしまいましたが、全能の主、を時々思いつつ12月を過ごしています。

祈祷課題

1. テヌウェク側のマラソン企画も守られて、必要な方々への基金が集められた感謝

2.医療保険料未払いの解消など、病院の必要が満たされるために

3.病院の働きが福音のために用いられ、働き人(ルカ10:2)が起こされ用いられるように