ケニア看護師免許取得のためお祈りを有難うございました。臨時の国民祝祭日や超過勤務の払い戻しとしての休日をいただいたりしてもなかなか気力・体力・集中力が戻らず、免許更新の条件となる単位の取得が進みませんでした。申し訳ない、情けないと思いつつも、たまらず先日のZoom宣教祈祷会で祷告課題として挙げさせていただきました。
その後は、色々な意味合いで「祈られているから」と自分に話しかけ、必要な単位を上回ることが出来ました。有難うございました。
昨年、主任の勧めで出させていただいた看護関連のセミナーが単位に変換されるはずでしたが、コンピューターに組み込むところで二の足を踏んでいました。ようやくコンピューターになじむ形で「報告」出来、一日待って確認したところ、3日間がたったの3単位に換算されていたのには一瞬気が遠くなりました。その後気づいて、3日間を一日ずつに分けて報告しました。それも、2日分をまとめて報告すると「重複です」と出るので、二日目を報告したらコンピューター処理してもらうのに一日待って、次の三日目を報告する、というコツが必要でした。その結果、妥当な単位数に変換されました。前回取得のすぐ後に取っていた幾つかの単位が未報告で残っていたのも後押しになりました。
ようやく必要数が揃い、手続きの段になってまたコンピューターに邪魔されました。自分の名前、職種などを入力し、所属施設の名前は「最初の3文字を入力すると自動的にリストが出るので該当施設を選択する」という仕組みのはずが、肝心のリストが出て来ません。他の項目で「リストを選択」という機能は働いていたので、その項目だけの問題だったようです。周りのナースに聞いても、「自分の時は選択できた」「そういえば今看護局の方でシステムのトラブルがあるらしい」という情報が集まったのみでした。時間をおいて、再起動して、翌日に、取り敢えず3文字入力だけで申請、今度はリストに出るはずの全文字を入力して申請、と手を替え品を替えても、無情に「リストを選んで下さい」という注釈付きのエラーメッセージが返ってきました。以前ケニアの宣教師でおられた先生が、「ケニアの人はなんでも祈る。車の故障でも、車に手を置いて真剣に祈っていた。」とおっしゃっていたことを思い出し、システムも癒されるように、修理に必要な人材が与えられるように、と祈りました。
3日続けたあと、2日置いて5日目、また3文字だけで入力したところ、なんとそのままで通りました。その分、領収書に記載された自分の施設名も3文字だけ、と変なものになりましたが、先方のコンピューターがそのように処理したのでもし指摘されても自分のせいではないので何とかなるだろうとそのまま受け入れて感謝しました。申請料の支払いはエムペサという携帯電話経由の支払いのみでしたが、コロナ禍の時に止む無く設定したことに感謝しつつ支払いし、コンピューター処理をまた一日待って、ようやく新しい免許の発行となりました。
ここまでコンピューターの悪口ばかり書いたようですが、今までは所定の冊子に受けたセミナーの時間数を記載、講師のサインを記載、修了証などがあればそれを添付してナイロビの事務所に物理的に提出、物理的な審査終了を待って更新料を支払い、実際のカードが出来るまで待ってナイロビで受け取り、などの手間がありました。普段はなかなか物理的にセミナーに出席できないので、帰国中に医療書籍会社などが主催するセミナーにまとめて出席し、事情を話して講師のサインをいただくとともに、修了証を英訳したものを作って頂いたりしました。国内外ともにそうした外部のセミナー出席には受講料とともに交通費や宿泊費もかかりました。今のコンピューター制度になってから、関連のセミナーの多くは、通信料を除けば無料で自宅で受けられ、申請等もオンラインで出来るので、インターネットさえつながっていれば時間帯も自分の都合に合わせて、とだいぶ以前の課題が解消された環境になっています。その上でとっとと出来なかったことに情けなさ、を感じながらの祷告課題依頼でしたが、助けて下さり有難うございました。
更新された看護免許とその他の書類と共に、今度は9月更新予定の就労ビザの申請中です。担当の方が、年々申請に時間がかかるようになってきているとおっしゃって、今から申請しています。ビザが切れるとケニアから出ていかなければならなくなりますので、今度はビザの申請が通りますようにお祈りください。
日本は連日30度越えの猛暑が続いていると伺い祈っています。ケニアは南半球なのでこれからより寒い季節に入ります。今も既に寒く、日中でも室内ではダウンを来たりしているので、日本関連のZoom出席では違和感を醸しています。日本の冬並みにインフルエンザが流行っているようですが、私自身は今の所守られており感謝です。
祈祷課題
1. ケニア看護免許更新できた感謝、ビザ申請が無事通るように
2.医療保険料の病院への未払い部分が与えられるように
3.病院の働きが福音のために用いられ、働き人(ルカ10:2)が起こされ用いられるように