フィリピン公信 1803−032025

【常喜の食中毒】

 常喜が食中毒にかかりました。台所のテーブルの上に置いてあった子どもたちのお弁当で作ったおかずを、昼食時に口にしたところ、午後には体調を崩しました。その日(月曜日)は、気温が高かったためおかずもいたみやすかったようです。何とか恭子と子どもたちを学校に車で迎えに行くことができましたが、復路は恭子に運転してもらい無事に帰宅することができました。その後は、嘔吐と腹痛が続きましたが、翌日までに嘔吐は治まる一方、腹痛は継続しました。常喜は博士課程の教科科目(「申命記」)の最終課題提出期限(土曜日)が迫っていたため病院には行かず、痛み止めを服用しながら課題に取り組みました。課題を提出後、ようやく痛みもなくなりつつありましたが、その後体調が優れないまま1週間を過ごしました。

【常喜の一時帰国と診察】

 教団の80周年記念年会の出席のために、常喜は日本に一時帰国し、二週間滞在することとなりました。年会出席が目的ですが、フィリピンでは保険がないため、安く治療を済ますために、今回は歯科(歯の検査)、内科(血圧の薬処方)、眼科(右目の定期検診)に日本で掛かりました。眼科では、検査の結果、異状はありませんでしたが、緑内障の疑いのある部分があり、フィリピンでの検査を勧められました。常喜は、その週か、翌週に検査を受けられるようにその場で尋ねたところ、翌週の火曜日に検査を受けられることとなりました。フィリピンでは、病院(とりわけ眼科)に行くのに、経済、時間、労力が日本の何倍も掛かり、また信頼も低いので、検査できるものは滞在中にしておくことが望ましく、お医者さんに理解して頂き検査を入れてもらいました。検査の結果は異状なく緑内障ではないことがわかり、一安心。緑内障の疑いがある部分は、5年前に右目の網膜の血管を詰まらせたときに生じたものであることが分かりました。

【祈祷課題】

1.それぞれの働きの場に遣わされた卒業生たちの伝道と牧会が祝されるように。

2.子どもたちの学校へ順応(学びと言葉)と救いために。

3.事故、事件、怪我、過ち、災害、病気、疫病から家族が守られますように。