インマヌエル綜合伝道団はプロテスタント:キリスト教会の教団です

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KENYA(ケニア/テヌウェク)蔦田就子

Miss Anna N. Tsutada

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ケニア・テヌエク 公信243号(2024年11月)HP更新1/8 NEW

11月の半ばに、手術室関係のセミナーへの出席が許されました。主任不在の時に?と思ったのですが、その主任が、「中堅のエリック兄弟がカバーしてくれるから大丈夫」と送り出して下さいました。

と、思ったら、長期休暇中の主任も参加していました。会場はナイロビから飛行機で1時間ほどの海岸地方ですが、主任はリクライニングのない長距離バスで14時間、もう一人参加のジョアン姉妹は数年前に出来た長距離電車でナイロビを夜中に出発、明け方の3時に到着して、もう少し時間が下がるのを待ってから移動を開始したとのことでした。

10年以上前に看護協会関係の同系列のセミナーが比較的近くで開催されたので近隣の病院から出来るだけ出席するように招集がかかっている、と主任に言われ、その時も半強制的に送り出されたなあ、と思い出しました。その時は学校の教室の大きなもの位な会場で、参加者の一人が、「こんなに手術関係のナースがいるなんて!」と感激していました。研究発表形式の研修の合間に、病棟との関係、感染予防のために手術室内の人口密度を下げる苦労など、いわゆる「手術室あるある」を分かち合いました。

今回は第41回目になるそうで、100人以上を収容していると思われる広い会場に日本の都道府県にあたる「カウンティー」のほぼ全域から参加者が来ているという事でした。WHOが安全な手術、に力を入れ始めたことや、何度か期間中に尊敬をもって紹介された「レジェンド」と呼ばれる方々の努力、ケニアの急激な発展など色々な要素があるのでしょう。前回出席したセミナー後の公信にも書きましたが、教会関係主催というわけでもないのに毎回「お祈り」をもって始まり、締めくくるところが流石だなとうらやましくも思い、また難しい所でもあるのかなと思いました。最終日に近い晩餐会前に、主任がこっそり、「未信者の人も多くて、お酒が出たり、ダンスをしたり、となってくるから、早めに退席した方が良いよ」と忠告して下さいました。

セミナーの内容は、出させていただいた者の責任として、現場に還元することが望まれますが、帰ってきたらそれどころではない事態でまだ機会がありません。

というのは、感染症の深刻なものが数例続いたのをきっかけとして、手術室の大改築が始まったからです。セミナーのために移動も含めて一週間弱の不在の前に話が出ていたのでもう始まっていたかと思っていたのですが、色々遅れていたようで、戻ったらすぐに始まりました。まずは回復室を以前救急室だったところに移動、空いたところから改築が始まった、というのは簡単ですが、まず「空にする」のが大変でした。長い間に良く分からない物やメモやら溜まっていた物をそれぞれのスタッフが忍耐強く整理してくれて比較的順調と思っていましたが、すっかり空になる前に改築が始まって大事なものが埃まみれになったってしまったりしました。今回は順番に部分的に改築なので、手術も続いており、埃が行かないように板張りをして、ガムテープやごみ袋を使って覆ってから始めてほしいとお願いしました。前回の脳外科の倉庫室作りの時よりも反応が良く、すぐに作ってくれた、にしては埃がひどいなと思ったら、ごみ袋で作ったシートをあちこちでガムテープを使ってちょんと留めただけで、全く目張りがされていませんでした。セミナーの帰りに天候の関係で移動が一日延びたので何かのために、と多めに購入しておくことが出来たガムテープに、それを許して下さった日本からの献金に感謝しつつ、「こうしてピッタリ端を塞いでいかないと」と、話の分かる手術室のスタッフや、話の分かって来た営繕のスタッフの手や背や知恵も借りつつ、あれやこれや工夫する毎日です。

今手術室の長であるアキネータ医師が、急な変更に不満を漏らす医師などもにこやかに冷静に知恵深くさばきつつ、強力に、熱心に改革をリードして下さっている事も感謝です。予定は未定とはよく言ったもので、昨日の計画が数時間で全く違うものになる変化に、心の中で「柔軟性」と唱えながら、御助けを仰ぐ毎日です。この一年お祈りいただいたISO認定への動きもこれらの改革を強力に後押ししてくれているのも大いに感謝です。以前5年計画の時に、「まずは全部のドアがちゃんと修理されて・・・とはいえ、この5年で何も進展が無かったのですが」と漏らしてしまったことがあります。乱暴に運転された車いすで下側のガラスが割れてしまったり、乱暴に運転されたストレッチャーで壁が削れたり、乱暴に運転された移動用のレントゲン撮影の機械がぶつかって、とうとう枠ごと外れて倒れてしまった回復室のドアが安全のためにはずされてから、少なくとも5年ドアなしでした。「ついに!ドアが!出来た!」の一点だけでも感謝です。

工事現場の写真

お祈りいただいているISOの内部監査に続き、先日外部監査がありました。前日に急に会議が招集され、目指すものの復習と、どこまで到達しているかの確認などがされました。結果はまだ分かりませんが、これに向かう事によって、前述のドアのように、色々な年単位でくすぶっていたものが動き始めている事は感謝です。「結果はどうあれ、改善に向けての努力や姿勢を保つことは大切で」という言葉もありました。有名なモットー、「We Treat, Jesus Heals(私たちは手当てをし、イェス様が癒して下さる)」を拡大するように先ほど成文化された、「AGCテヌウェク病院は、クリスチャンの共同体で、思いやりのある健康ケア、魂への奉仕、それらのサービスのための訓練において神様の栄光のために卓越することに専心するものである」という使命(ミッション)、「キリストによって変えられた健康、生涯、世界」という展望(ヴィジョン)等から外れないように御助けがありますようにお祈りください。思い煩っても身の丈一尺も増えないので思い煩わないように散らしつつ、詩篇の小鴉のようにカアカアと、というよりギャアギャアと時にうるさく鳴きながら御助けを仰いでいます。(147篇)

その他の活動報告や祈祷課題

祈祷課題

1.現手術室の改築が勧められている感謝

2.改築が、事故無く不和なく遅延なく不備なく完遂されるように

3.病院の働きが福音のために用いられ、働き人(ルカ10:2)が起こされ用いられるように

ホームページ用:「包帯の送り方、」「支援物資の送り方」など(2019年2月17日記) 更新 4/15NEW

ケニア・テヌウェク病院に送付して頂く包帯等について

お問い合わせを感謝いたします。お忙しい日本の方々が、時を割き、心を遣って祈り、包帯や病理検査用の空き容器等を集めて送って下さっていることに、病院のスタッフ一同心より感謝しております。くわしくは、こちら(クリック)をご覧ください

その他

2016年5月〜の宣教報告(過去ログ)はこちら



次回の帰国予定巡回予定などが決まった場合、掲載されます

申し込みは世界宣教局 まで

巡回報告予定

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